Torus Solutions 改

2023 Week 5

今年も 52 週のうちの 5 週が過ぎた。

金曜日にライトアップのコンサルの人とビデオコールをして助成金について説明をしてもらった。 結果から言うと、ぼくの会社はコロナ前よりも売上が減っているという事実がないために、大口の「事業再構築補助金」をもらうことはできない。 しかし比較的少額のものづくり助成金はもらえるということだった。

ただ、ものづくり助成金は生産機械などの設備を購入したり、システム開発を外注するのには使えるらしいけど、自前でシステムを構築するときの人件費などにはあてられないらしい。 なのですべて自前で作るインディゲームデベロッパーにはまったく向いてない。 自分で会社をもう 1 個作ってそっちに投げてもいいか聞いてみたけど、それはおすすめできないという答えだった。そりゃそうだな。 でもアート制作などを外注するには使えそうだった。

ものづくり補助金はだいたい 2 ヶ月に 1 度募集をしていて、結果発表がだいたいその 3 ヶ月後で、そこから半年の間にお金を使わなきゃいけない。 なので、だれにどんな内容の作業を頼むかしっかり決めてから申し込む必要がありそう。

今週は 2 度も外食をしてしまった。 月曜日は四谷三丁目のベトナム料理屋さんで「新年会」に参加した。 美味しかった。 しかし東京は遠い。早く都心に引っ越したいものだ。

金曜日は近所の焼肉屋さんに行った。 焼肉は常に、肉を丁度いい焼き具合で食べるのが勝負なので、野菜など頼んではいけない。 でも妻が野菜セットを頼んだので、そちらも慎重に焼いた。 人参はなかなか火が通らない上に焼きすぎると表面が真っ黒に焦げるので目が離せない。

Bitski という NFT マーケットとウォレットのサービスに登録していて、タダでたくさんの NFT をもらったんだけど、これを他のウォレットに転送するには MATIC という別の通貨が必要らしい。 で、DMM Bitcoin で MATIC を買ってみたんだけど、なんとこれは他のアドレスに送金することができないらしい。 つまり、DMM Bitcoin のサービス内で売ったり買ったりするしかできず、投機以外の目的が想定されていない。 日本の「フィンテック」はこんなのばっかりだな。

もう何年も使っている MacBook Pro に Java とかのよくわからないゴミが溜まってきたので、思い切って OS を再インストールした。 やり方は、ブート時に「⌘-R」を押して、その後ディスクユーティリティでディスクの内容を削除してから OS をインストールする。 ディスクの内容を削除した後もちゃんとインストールメニューが出てるのがすごい。 逆にディスクの内容を削除せずに OS だけインストールすることもできるみたい。 しばらくこれで悩んだ。

ウェブでのユーザ認証について、少し前まではパスワード認証は滅びるべきだと考えていた。 なぜならユーザ名とパスワードを覚えるのは大変だし、安全に保存してく簡単な方法がないから。 なので、Twitter などの OAuth を極力サポートすべきだと思っていた。 でも、iCloud のパスワード保存機能がかなり使いやすくなったので、最近はパスワード認証でも不便を感じなくなった。 なので、自分で作るサービスでもパスワード認証機能をいちどきちんと作ってみようかなと思い始めた。

もうひとつ気になっているのが暗号通貨ウォレットを接続する方法だ。 試しに MetaMask のドキュメントをみてみたらものすごく簡単そうだった。 例えば、サーバでランダムな文字列を生成して、ブラウザの MetaMask 拡張で署名をすれば、アカウントの持ち主であることが確認できる。 OAuth のような七面倒臭い処理は必要ない。 それは認証プロバイダが存在せず、純粋に暗号化アルゴリズムだけで成り立っているからだ。

月曜日のベトナム料理屋さんで「SARAH」というアプリを教えてもらった。 これはレストランのレビューアプリなんだけど、レストラン単位ではなく料理単位でレビューができる。 なので自分が食べたものを記録するのによい。 感度の良いユーザが多いらしく、これから流行る食べ物などがデータを分析することで分かるらしい。 近所に良さそうなラーメン屋さんを見つけたので今度行ってみる。

ゲームは相変わらず Sable をやってる。 オープンワールドでのんびりしたペースで続けられるけど、それでもちょっとした謎を解き明かしていく仕組みもあったりして面白い。

『スノウ・クラッシュ』はまだ下巻の前半。急に物語が動き始めた感じ。過去に一度読んでいるはずなんだけど、何も覚えてなかったので新鮮な気持ちで読める。

『グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ』は 80% くらいまで読めた。すこしずつ Google が「邪悪」になっていく様子が分かる。 でもこの本の内容を信じるなら Google はいつでも世界を良くすることを考えていて、みんなが思っているほど邪悪でないのかもしれない。

Software Design for Flexibility もだいぶ長いことかかってるけどちまちまと読み続けている。 チェスの話が出てきた。グラフのパターンマッチの話だったと思うけど、この後どうなるんだろう?